広島・三滝山と三瀧寺の観光ガイド|見どころ・所要時間・アクセス・紅葉・登山コース
広島市西区の三瀧寺は、市街地から比較的近い場所にありながら、滝の水音や苔むした石段、木々に包まれた山寺の風景を楽しめる場所です。境内には寺名の由来となった三つの滝が流れ、朱塗りの多宝塔や石仏、被爆建物など、自然・文化・平和の記憶に触れられる見どころが点在しています。
最寄りのJR可部線三滝駅からは徒歩約20分。三瀧寺の境内だけを巡る散策と、標高356メートルの三滝山・宗箇山山頂まで登るプランでは、必要な時間や服装が大きく異なります。初めて訪れる人は、どこまで歩くかをあらかじめ決めておくと安心です。
三瀧寺の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 龍泉山 三瀧寺 |
| 読み方 | みたきでら |
| 一般的な表記 | 三滝寺、三滝観音 |
| 宗派 | 高野山真言宗 |
| 札所 | 中国観音霊場第十三番札所 |
| 御本尊 | 聖観世音菩薩・三鬼大権現 |
| 住所 | 広島県広島市西区三滝山411 |
| 電話番号 | 082-237-0811 |
| 拝観・納経時間 | 8:00~17:30、12月~1月は17:00まで |
| 志納金 | 200円 |
| 駐車場 | 無料、30台 |
| 公共交通機関 | JR可部線三滝駅から徒歩約20分 |
| 紅葉の見頃 | 例年11月中旬~11月下旬 |
拝観時間や志納金、行事、駐車場の利用条件は変更される可能性があります。紅葉期や法要の日に訪れる場合は、出発前に寺院の最新案内を確認してください。
三瀧寺とは?三滝山・宗箇山との関係

三瀧寺は三滝山の中腹にある古刹
三瀧寺は、正式には「龍泉山三瀧寺」と呼ばれる高野山真言宗の寺院です。中国観音霊場の第十三番札所で、弘法大師空海が大同4年、809年に開いたと伝えられています。御本尊は聖観世音菩薩と三鬼大権現です。
市街地に近い寺院でありながら、境内に入ると水音と木々のざわめきが主役になります。参道沿いには堂宇や石仏が点在し、上へ進むにつれて山寺らしい空気が濃くなっていきます。
三滝山は宗箇山とも呼ばれる標高356メートルの山
三瀧寺が位置する山は、三滝山または宗箇山と呼ばれ、標高は356メートルです。古くは植松山と呼ばれていました。
「宗箇山」の名は、広島藩に仕えた武将であり茶人でもあった上田宗箇に由来すると伝えられています。宗箇が山頂付近に大きな松を植え、その松が「宗箇松」と呼ばれるようになったことから、山も宗箇山として親しまれるようになりました。
三瀧寺を参拝するだけであれば、本格的な登山装備は必須ではありません。一方、本堂付近から山頂を目指す場合は未舗装の登山道に入り、急な坂や木の根、岩場を歩きます。寺院散策と三滝山登山は、別のアクティビティとして考えることが大切です。
三瀧寺の見どころ7選
1.寺名の由来になった三つの滝

三瀧寺の境内には、幽明の滝、梵音の滝、駒ヶ滝という三つの滝があります。寺名の「三瀧」は、この三つの滝に由来しています。
大きな観光瀑布というより、谷の地形と岩肌、苔、木々に溶け込んだ山寺の滝です。水量は天候や季節によって変わりますが、滝の姿だけでなく、参道に響く水音も三瀧寺の大切な魅力になっています。
滝の周辺には濡れた石や苔が多いため、写真を撮る際は足元にも注意しましょう。特に雨の日や雨上がりは、滑りにくい靴が欠かせません。
2.紅葉に包まれる朱塗りの多宝塔
境内入口から右手の石段を上った場所に、鮮やかな朱塗りの多宝塔があります。三瀧寺を代表する景観であり、秋には赤や黄に染まったモミジと塔が重なり、境内でも特に人気の高い撮影場所になります。
多宝塔は大永6年、1526年に建立された室町時代の建築です。もとは和歌山県の広八幡神社にありましたが、原爆犠牲者を供養するため、昭和26年、1951年に三瀧寺へ移築されました。現在は広島県の重要文化財に指定されています。
華やかな朱色の建築として眺めるだけでなく、慰霊のためにこの地へ移された塔であることを知ると、風景の奥行きが変わります。
3.国の重要文化財・木造阿弥陀如来坐像
多宝塔には、国の重要文化財に指定されている木造阿弥陀如来坐像が安置されています。文化庁のデータベースによると、平安時代の仁平4年、1154年に造立された像で、像内には造立年を示す銘があります。
毎年8月6日の原爆忌や秋の御開帳法要では、原爆死没者を慰霊する法要が営まれます。通常時に内部や仏像を拝観できるかどうかは、当日の寺院案内に従ってください。
4.自然の斜面に建つ本堂
参道を上り、石段の先へ進むと本堂に到着します。現在の本堂は、原爆被害を受けた旧本堂の建材を一部使用し、昭和49年、1974年に完成したものです。堂内には秘仏の本尊である聖観世音菩薩をはじめ、さまざまな仏像が安置されています。
入口から本堂までは坂道と石段が続きます。足早に通り過ぎるより、滝や石仏、堂宇を見ながら休憩を挟んで進む方が、三瀧寺らしい時間を味わえるでしょう。
5.想親観音堂や鐘楼などの堂宇
谷間には、想親観音堂、鐘楼、稲荷社、三鬼権現堂、鎮守堂などが点在しています。建物が一か所にまとまっているのではなく、参道や斜面、木々の間に現れるのが三瀧寺の特徴です。
想親観音堂には十一面観音が祀られています。「想親」という名には、亡くなった親をしのび、感謝や祈りをささげる信仰が込められていると伝えられています。
鐘楼の鐘には、材料不足の時代に鋳造されたためひびが入ったものの、歴史的な意味を尊重して再鋳造されずに残されたという背景があります。建物ごとの小さな物語をたどることも、境内散策の楽しみ方です。
6.苔むした石仏や文学碑
参道沿いには、摩崖仏、羅漢像、小さな石仏、原爆慰霊句碑などが点在しています。主役だけを追いかける観光では見落としてしまいそうなものが、木陰や岩の間に静かに置かれています。
三瀧寺は、多宝塔と紅葉を撮影して終わる場所ではありません。足元や斜面に目を向けながら歩くことで、祈りが長い時間をかけて積み重なってきた場所であることを感じられます。広島市の散策マップには、境内の堂宇や石仏の位置が詳しく掲載されています。
7.被爆建物と平和の記憶
三瀧寺は、爆心地から約3,180メートルの地点で被爆しました。想親観音堂、鐘楼、稲荷社、三鬼権現堂、鎮守堂は、広島市の被爆建物として登録されています。
原爆の爆風は斜面をかけ上がり、境内の建物に大きな被害を与えました。本堂も屋根や建具などが破損し、後年再建されています。
静かな山寺、美しい紅葉の名所という側面とともに、三瀧寺は原爆犠牲者を慰霊し、平和を祈る場所でもあります。多宝塔や慰霊碑を訪れる際は、撮影スポットとしてだけでなく、その背景にも静かに目を向けたいところです。
初めての人におすすめの境内散策ルート

初めて三瀧寺を訪れる場合は、次の順番を目安にすると、主要な見どころを回りやすくなります。
入口・志納金受付付近 → 多宝塔 → 鐘楼 → 想親観音堂 → 石仏・摩崖仏 → 三鬼権現堂 → 本堂 → 三つの滝 → 下山
所要時間は、主要な場所だけを見るなら45~60分、写真撮影や休憩を入れてゆっくり巡るなら60~90分が目安です。石仏や文学碑を一つずつ見たり、御朱印や茶屋での休憩を加えたりする場合は、2時間ほど確保すると余裕があります。
広島市が案内する三滝駅発着の散策コースには、約3キロメートル、所要約2時間30分のガイドコースもあります。寺院内だけでなく、駅からの参道周辺まで含めて歩く場合は、半日程度を見込むとよいでしょう。
三瀧寺の所要時間はどれくらい?

観光プラン別の目安は次のとおりです。
| 楽しみ方 | 所要時間の目安 |
|---|---|
| 多宝塔など主要スポットだけを見る | 45~60分 |
| 三つの滝と本堂までゆっくり巡る | 60~90分 |
| 写真撮影、御朱印、茶屋を含める | 90~150分 |
| 三瀧寺と三滝山山頂を往復する | 約3~4時間 |
| 三滝駅から境内・山頂まで余裕を持って巡る | 半日 |
山頂まで登る場合、市の案内では三瀧寺側の登山口から山頂まで約1時間が目安です。途中で景色を眺めたり休憩したりする時間を含めると、寺院散策と合わせて3~4時間程度を確保した方が安心です。
歩行時間は年齢、体力、天候、混雑によって変わります。特に紅葉期は撮影やすれ違いで時間がかかるため、通常より余裕を持った計画がおすすめです。
三瀧寺へのアクセス
JR可部線・三滝駅から徒歩で行く場合
公共交通機関では、JR可部線の三滝駅が最寄りです。広島駅または横川駅から可部線に乗り、三滝駅で下車します。駅から三瀧寺までは徒歩約20分です。
駅から寺までは平坦な観光道路ではなく、住宅地や坂道を通って上っていきます。時間だけを見ると短く感じますが、暑い日や荷物が多い日は余裕を持って歩きましょう。
紅葉期は駐車場や参道の混雑が予想されるため、電車を利用できる人にはJRでのアクセスが向いています。
車で行く場合
カーナビには「広島県広島市西区三滝山411」を設定します。寺院には無料駐車場があり、中国観音霊場の案内では30台とされています。
ただし、寺院へ続く参道は道幅が狭い区間があります。公式観光サイトでも、譲り合いとマナーを守って通行するよう呼びかけられています。対向車とのすれ違いや歩行者に十分注意し、路上で長時間待機しないようにしましょう。
紅葉期の口コミには、駐車待ちや混雑に関する報告も見られます。休日の昼前後を避け、早い時間に訪れるか、公共交通機関を利用する方が安心です。
拝観時間・志納金・御朱印

三瀧寺の拝観・納経時間は8時から17時30分までです。12月から1月は17時までとなります。志納金は200円です。
三瀧寺は中国観音霊場第十三番札所のため、納経や御朱印を受ける参拝者も訪れます。御朱印を希望する場合は、納経受付時間内に余裕を持って到着しましょう。御朱印料や受付場所は変更される可能性があるため、現地の掲示を確認してください。
境内は信仰の場です。堂内や仏像を撮影する場合は、撮影禁止の表示がないか確認し、判断できない場合は寺院の方に尋ねましょう。
三瀧寺の紅葉と季節ごとの楽しみ方

春は桜と新緑の参道
春は、三滝駅から寺院へ向かう道や周辺の公園で桜を楽しめます。境内では新芽が広がり始め、滝や苔の緑が少しずつ鮮やかになります。
紅葉期ほどの混雑を避けながら歩きたい人には、春の散策もおすすめです。三滝山まで登る場合は、気温差に対応できる薄手の上着を用意しましょう。
初夏から夏は青もみじと水音
初夏から夏にかけては、青もみじと苔、滝の流れが涼やかな景色をつくります。市街地に近い場所でありながら、木陰に入ると山寺らしい空気を感じられる季節です。
一方で、夏は蚊や虫が増え、湿った石段や木の根も滑りやすくなります。虫よけ、飲料、汗を拭くタオルを用意してください。
秋は紅葉の最盛期
三瀧寺の紅葉は、例年11月中旬から11月下旬に見頃を迎えます。朱塗りの多宝塔、石仏、苔むした参道を赤や黄の葉が包み込み、境内全体が幾層もの色に染まります。
2026年の年間行事では、11月18日に「もみじ祭」が予定されています。行事の日程は年によって変わる可能性があるため、訪問年の案内を確認してください。
紅葉のピーク時は、駐車場だけでなく多宝塔周辺や細い参道も混雑します。静かに参拝したい人や写真をゆっくり撮りたい人は、平日の午前中を候補にするとよいでしょう。
冬は静かな境内と澄んだ空気
冬は木々の葉が落ち、建物や石仏の姿が見えやすくなります。参拝者が比較的少ない時期には、寺院本来の静けさを感じやすいでしょう。
積雪や凍結がある日は、石段や山道が非常に滑りやすくなります。登山を予定している場合は無理をせず、天候や登山道の状態を確認してください。
三滝山・宗箇山の登山コース
三瀧寺から山頂へ向かうAコース
三滝山登山の代表的なルートは、本堂付近から入るAコースです。案内図では、本堂横の石段を上った左側に登山口があります。
登山口から先は竹林や尾根道を進みます。初めは比較的穏やかですが、途中から傾斜が増し、木の根や岩が現れます。広島市の歴史ガイドでは、登山口から山頂まで約1時間とされています。
山頂付近からは、広島市街地や瀬戸内海方面を望めます。視界の良い日には、寺院散策とは異なる開放感を味わえるでしょう。
Bコースで下山する周回ルート
山頂からはBコースを使って下山するルートがあります。市の案内図では、Aコースは約1,900メートル・約60分、Bコースは約1,100メートル・約50分の目安が示されています。
Bコースには傾斜のある区間もあるため、下りではスピードを出し過ぎないようにしましょう。落ち葉が積もっている場所は、地面の凹凸や木の根が見えにくくなります。
登山道の通行状況は、倒木、大雨、整備などによって変わります。現地の標識や通行止め案内を必ず優先してください。
初心者や子どもでも登れる?
標高だけを見ると低山ですが、舗装された遊歩道だけで山頂へ行けるわけではありません。未舗装路を1~2時間歩ける体力と、滑りやすい坂を安全に上り下りできる靴が必要です。
子どもと登る場合は、自力で山道を歩けること、雨上がりではないこと、日没まで十分な時間があることを確認しましょう。抱っこを前提にした乳幼児連れの登山は、足元が不安定になるため慎重な判断が必要です。
服装・持ち物と安全上の注意
三瀧寺の境内だけを散策する場合
境内だけを巡る場合も、坂や石段、濡れた路面があります。サンダルや底の滑りやすい靴より、履き慣れたスニーカーやウォーキングシューズが適しています。
飲み物、小さな雨具、虫よけ、両手が空くバッグがあると便利です。紅葉期の朝や冬は冷えやすいため、脱ぎ着できる上着を用意しましょう。
三滝山山頂まで登る場合
山頂を目指す場合は、トレッキングシューズまたは滑りにくい登山靴、水分、行動食、雨具、防寒着、モバイルバッテリーを用意してください。
スマートフォンの地図だけに頼らず、オフラインでも確認できる登山地図を準備しておくと安心です。日帰りの低山でも、日没に備えて小型のヘッドライトを携行すると安全性が高まります。
広島市のハイキングマップでは、ゴミの持ち帰り、火気への注意、動植物の保護、無理のない計画などが呼びかけられています。
子連れ・高齢者・ベビーカー・車椅子で訪れられる?
三瀧寺の境内には坂道や段差、石段が多く、本堂や三つの滝までの全域をベビーカーや車椅子で無理なく回るのは難しいと考えられます。これは境内図や現地写真から判断できる地形上の特徴であり、到達できる範囲は利用者の状況や当日の路面状態によって異なります。
高齢者と訪れる場合は、本堂まで行くことを前提にせず、下部の境内や多宝塔周辺を中心に回るプランも検討しましょう。途中で無理を感じたら引き返すことが大切です。
小さな子どもは、沢や段差、濡れた岩に近づき過ぎないよう注意が必要です。トイレの形式、多目的設備、おむつ交換場所などは、公開情報だけでは判断しにくいため、必要な人は事前に寺院へ確認してください。
境内の茶屋・空点庵
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境内には、甘味処の「空点庵」があります。わらび餅や抹茶などで知られ、寺院散策や登山後の休憩場所として利用されています。近年の口コミにも、わらび餅を評価する投稿が見られます。
ただし、営業時間と定休日については、食べログでは10時から15時、月曜・金曜定休、ほかの媒体では10時から16時30分、不定休と案内が分かれています。営業日や終了時刻は、訪問前に店舗へ電話で確認するのが確実です。
店舗電話番号は082-237-2845です。紅葉期は混雑や臨時変更も考えられるため、茶屋の利用を前提に予定を組み過ぎない方がよいでしょう。
三瀧寺・三滝山のおすすめモデルコース

約1時間:主要スポットを巡るコース
入口から多宝塔を見学し、鐘楼や想親観音堂を経て、本堂と三つの滝を巡ります。石仏や碑は要所だけを見て、茶屋には立ち寄らないプランです。
短時間でも坂や石段を歩くため、移動時間ぎりぎりの観光には向きません。帰りの電車や次の予定まで、30分ほど余裕を持たせましょう。
約2時間:寺院をゆっくり楽しむコース
主要な堂宇に加え、石仏、摩崖仏、慰霊碑なども見ながら歩きます。御朱印や写真撮影、空点庵での休憩を組み合わせるプランです。
三瀧寺の自然、歴史、平和の記憶をバランスよく知りたい人には、このコースが向いています。
約3~4時間:三瀧寺と三滝山山頂を巡るコース
寺院を参拝した後、本堂付近の登山口からAコースで山頂を目指し、Bコースで下山します。休憩や景色を楽しむ時間を含め、3~4時間を見込みましょう。
夏の午後や冬の日没前など、時間に余裕がない状況では登山を追加しない方が安全です。
半日:横川エリアと組み合わせるコース
横川駅周辺で食事をしてからJR可部線で三滝駅へ移動し、三瀧寺を散策するプランです。寺院散策だけなら、広島市中心部の観光と組み合わせることもできます。
紅葉期は、帰りの混雑や撮影時間を考え、予定を詰め込み過ぎないことがポイントです。
三瀧寺を訪れる際のマナー

三瀧寺は観光名所であると同時に、現在も祈りや法要が営まれている寺院です。
堂内や仏像の撮影可否を確認し、参拝者が祈っている場所では会話やシャッター音を控えましょう。三脚や大きな荷物で参道を塞がず、紅葉や苔、石仏に触れたり、立入禁止区域へ入ったりしないことも大切です。
登山者も境内では大声を控え、泥の付いた靴で堂内や指定外の場所に立ち入らないようにしましょう。ゴミは持ち帰り、滝や沢へ物を投げ入れないでください。
三滝山・三瀧寺に関するよくある質問
三瀧寺は何と読みますか?
「みたきでら」と読みます。正式表記は「三瀧寺」ですが、検索や観光案内では「三滝寺」と表記されることもあります。
三滝山と宗箇山は同じ山ですか?
一般には同じ標高356メートルの山を指します。三滝山は地名や寺院との関係が分かりやすい呼び方で、宗箇山は茶人・上田宗箇と宗箇松の伝承に由来する呼び方です。
三瀧寺には本当に三つの滝がありますか?
幽明の滝、梵音の滝、駒ヶ滝の三つがあります。三瀧寺の寺名は、この三つの滝に由来しています。
三瀧寺の観光所要時間は?
主要な見どころだけなら45~60分、本堂や三つの滝をゆっくり巡るなら60~90分が目安です。御朱印、茶屋、写真撮影を含める場合は2時間ほど確保すると余裕があります。
三滝駅から三瀧寺まで何分ですか?
JR可部線三滝駅から徒歩約20分です。駅から寺院までは上り坂を含むため、暑い日や荷物が多い場合は時間に余裕を持ちましょう。
三瀧寺に駐車場はありますか?
寺院の案内では、無料駐車場が30台分あります。ただし、参道は狭く、紅葉期は混雑することがあります。
紅葉の見頃はいつですか?
例年11月中旬から11月下旬です。気温によって前後するため、訪問直前に広島県の紅葉情報を確認しましょう。
三瀧寺の拝観料はいくらですか?
拝観料は志納金として200円です。
御朱印はいただけますか?
三瀧寺は中国観音霊場第十三番札所で、納経を受け付けています。受付時間は8時から17時30分、12月から1月は17時までが目安です。御朱印料や受付場所は現地で確認してください。
三瀧寺だけなら登山靴は必要ですか?
境内散策だけであれば、必ずしも本格的な登山靴は必要ありません。ただし、石段や坂、濡れた路面があるため、滑りにくく履き慣れた靴がおすすめです。
三滝山山頂まで何分かかりますか?
三瀧寺側の登山口から山頂までは約1時間が目安です。寺院の散策や下山、休憩を含めると、全体で3~4時間程度を見込むと安心です。
初心者でも三滝山に登れますか?
低山登山の経験がない人でも計画しやすい山ですが、未舗装路や急坂があります。雨天、雨上がり、日没間近は避け、滑りにくい靴と十分な水分を用意してください。
ベビーカーで境内を回れますか?
坂や石段が多いため、境内全域をベビーカーで回るのは難しいと考えられます。下部の境内など、移動できる範囲に絞る必要があります。
車椅子で本堂まで行けますか?
本堂までの参道には石段や坂があるため、一般的なルートでの移動は難しい可能性があります。具体的な到達範囲や介助方法については、寺院へ事前に確認してください。
雨の日でも参拝できますか?
参拝はできますが、石段、苔、濡れた岩が滑りやすくなります。強い雨の日や大雨後は、登山を控えた方が安全です。
犬などのペットを連れて行けますか?
公開情報だけでは、境内全域に共通する明確なルールを確認できません。ペット同伴を予定している場合は、事前に寺院へ問い合わせ、堂内や墓所、法要中の配慮を徹底してください。
多宝塔の中を見学できますか?
通常時に常時公開されているとは限りません。8月6日の原爆忌や秋の御開帳法要など、特定の機会に法要が行われます。公開条件は寺院の最新案内を確認してください。
まとめ|三瀧寺は自然・歴史・平和の記憶を歩いて知る場所
三瀧寺は、三つの滝や紅葉、多宝塔といった美しい景観だけでなく、古い信仰、被爆の歴史、慰霊と平和への祈りが重なる場所です。
寺院だけを巡るなら1~2時間、三滝山山頂まで登るなら半日程度を見込みましょう。紅葉期はJR可部線を利用し、三滝駅から歩いて向かうと、駐車場や狭い参道の混雑を避けやすくなります。
滝の水音に耳を傾けながら石段を上り、堂宇や石仏、多宝塔を一つずつたどることが、三瀧寺を最も深く味わう方法です。急いで「名所を回収」するのではなく、少し歩いては立ち止まる。そんな余白のある旅が似合います。
主な参考文献・資料
- 中国観音霊場「第十三番札所 龍泉山三瀧寺」
- 広島公式観光サイト「三瀧寺」
- 広島市「三滝散策マップ 三瀧寺 境内編/参道周辺編」
- 広島市「歴史ガイドブック みたき」
- 広島市「みたき散策案内図」
- 広島市「西部里山ハイキングマップ」
- 文化庁「国指定文化財等データベース 木造阿弥陀如来坐像」
- 広島市「三瀧寺・想親観音堂・鐘楼・稲荷社・三鬼権現堂・鎮守堂」
- 広島公式観光サイト「広島の紅葉スポットまとめ」
筆者:Ito Yosuke
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